自分は遥か昔、中坊の時に、たまたま見ていたテレビ

の音楽番組で数秒間流れた、ラットのウォーレン・デ・マルティーニの弾くユアー・イン・ラブっつー曲のギターソロで雷

に撃たれて以来、万年補欠の丸刈り野球少年

を辞め、ロックギタリストの道を志したのであるが、元来の横着で偏屈な性格が災いしてか道を踏み外し、三流パンクギタリストに成り下がってしまったのである。
爾来、自分が思うように音楽ができへんのは金

があらへんからやとか、もっとええ機材が欲しいとか、税金返せとか、顔が濡れて力が出ない等、屁理屈を捏ねては世を嫉み悪態ばかりついていた。とんだチンカス野朗である。
だがここ数年でSB2C結成、結婚、子供も生まれたりして、なんやかんやしとるうち、ふと、ある事に気付いた

音楽、してるやん。だいたいみんな。
鼻唄まじりで風呂

に浸かってる時も、自転車

こぎながら歌ってた曲の歌い出しが出てきぃひん時も、朝、出掛けに最後に聴いた曲

が頭から離れへん時も、日常の中で音楽してたんや。
別に楽器なんか出来へんくてもかまへん。音楽って、もともとそんな敷居の高いもんちゃうかったんや。
スタジアムで何万人もの観客を沸かせるモンスターバンドの大物ギタリストも、小さなクラブで数人の前でプレイする名も知れぬバンドのギタリストも動機の純粋さに於いてなんら変わらへんのなら、それは等しく音楽をやってるって事になるやろう。規模のデカイ小さいじゃない。要は志しひとつっすね。
10ヶ月の息子

が、音

の出るオモチャで遊んでるのを見ていて思いました。